2月某日、「千葉県児童福祉施設協議会」主催による、マラソン大会が開催されました。

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昨年に続いて、NPO法人「次代の創造工房」様を通じ、「僕と地球を繋ぐ森」運営事務局ならびに、
関連会社との連名で、今年もささやかながら大会へ協賛させて頂きました。

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深刻な少子化を迎えている昨今、虐待などにより社会的養護を必要とする子供たちは、逆に増加傾向に
あるといいます。この子供たちを温かい環の中に入れ、様々な取り組みを通じて自立支援を目指す
プログラムを実施する、同協議会のマラソン大会は、今年で28回目を数えます。

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参加したのは、幼児から18歳までの子供たちと職員の、合わせて750名程。 千葉県内33カ所の、
児童福祉施設にいる子供達。普段はお互いの交流はあまりないそうなのですが、年に一度のこのマラソン大会で多くの人が集まることから、元気に走る子供たちの姿、そして笑顔を見せてもらうことが出来ました。



会場には、夢を持って活躍されているアーティスト・文化著名人の皆さんも応援に駆け付け、一緒に走り、
歌を披露し、夢を語っていらっしゃいました。
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初代タイガーマスク・佐山サトルさんは、プロレスラーとして歩んできたご自身の半生と重ね、
「ココロを強く持つことの大切さ」について、子供たちに語っていました。

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男性ヴォーカルグループ Le Velvetsさん。
「世界中の人たちに歌を届けて、笑顔になってもらうことが僕たちの夢。毎日一生懸命練習して、
少しずつ夢に近づいて行きます。みんなで一緒にがんばりましょう!」

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元宝塚・月組の男役、優雅さん。
"アメイジング・グレイス"で美声を披露し、子供達が集まる会場は一変して神聖なムードに。

「完走出来て良かった」
「去年より順位があがった」
「最後、3人抜かした!」
「苦しかったけど…また走りたい!」
「楽しかった」


一生懸命にマラソンを頑張ったあとの、子供達の無邪気な表情や声に、とても心を打たれました。
私たちが現状を知り、協力し合い、このような取り組みを積み重ねることが、子供達が夢を見つけること、
自立の心を持つことのキッカケになることを、心から願っています。

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