今年も、東京の新宿御苑を舞台にした、恒例の環境イベント「GTFグリーンチャレンジデー」が10月5日、6日に開催されました。 環境省の推奨する「MY行動宣言」は、"一人ひとりが生物多様性との関わりを日常の暮らしの中で捉え、実感し、身近なところから行動することが、生物多様性を守るための第一歩"とされています。 <MY行動宣言 ~5つのアクション~> 1 地元でとれたものを食べ、旬のものを味わいます。 2 生の自然を体験し、動物園・植物園などを訪ね、自然や生きものにふれます。 3 自然の素晴らしさや季節の移ろいを感じて、写真や絵、文章などで伝えます。 4 生きものや自然、人や文化との「つながり」を守るため、地域や全国の活動に参加します。 5 エコマークなどが付いた環境に優しい商品を選んで買います。(環境省HPより) 今回は、巷で大人気の環境系ゆるキャラ「エコブー(所属TBS)」も応援にかけつけました。 GTFグリーンチャレンジデーオフィシャルサポーターである女優の秋元才加さん(左)と共に、関連活動の応援を高らかに共同宣言! 生物多様性とは、様々な生きものがつながりあって暮らしていること。 それらを守るためには、まずは暮らしの中で、生きものとのつながりを感じなければなりません。水・空気・食べものや着るものの材料・木材・薬の原料など、いろいろな生きもののおかげで私たちが生活できているのです。そんなことを学べるイベント、ブースが数多くあり、来場者のみなさまに楽しんで頂きました。 前回に続き、GTFグリーンチャレンジデーの盛り上げに一役買ってくれたのが、おなじみ「よしもと若手芸人」のみなさん。今年はなんと、私たちのブースに個性的な芸人さんたちが代わる代わる「常駐」され、やってきた子どもたちに次々と「森の三択クイズ」を出すというミッションを背負っておられました。 そのクイズの内容は・・・ 「森林間伐とは、森の木々をどうすること?」 「日本国土で森林が占める割合はどのくらい?」 「森の木々が吸収してくれるものとは何?」 など。 自分の力で答えを探す子、お父さん・お母さんにヒントをもらう子、みんな真剣にクイズに答え「勇者カード」を集めていました。 大人にとっても子どもにとっても、生物多様性や森の役割について考える、とても良い機会になったと思います。 「難しい!」という反応が少なくない中、まだ幼いながら「それ知ってるよ」という優秀な少年も現れたりで、周りの大人たちが驚かされる場面もありました。 メインステージでは「祭りの力」をテーマに、東北、四国、沖縄から駆けつけたお祭りチームの演舞披露をはじめ、今年も多彩な文化人・アーティストのみなさまがゲスト出演されました。ライブステージでは自分が立っている場所が、まるで別の空間になったような感覚がありました。やはり、緑にかこまれた場所で聴くライブは格別です。 やさしい旋律にふさわしい、澄んだ歌声に魅了されました。 2日間にわたって行われた「GTFグリーンチャレンジデー」。 自治体・企業・団体が環境保全のためにそれぞれの出来る取り組み、市民一人ひとりが環境について考え、アクションを応援する、グレータートウキョウフェスティバル。 毎年感じることですが、都心のオアシス・新宿御苑で、遊んで学んで自然とつながることの出来る、貴重なイベントです。 これからも「僕と地球を繋ぐ森」運営事務局は、次代の環境創りを意識したイベントとの連携を図り、さまざまな取り組みにチャレンジします! |