以前、僕と地球を繋ぐ森のコラム「フォレストーク」でご紹介しました、サイクリスト・山田美緒氏が実行委員長を務める「コグウェイ四国サイクリングプロジェクト」。国内はもとより、世界中のサイクリスト達が集結した一大サイクリングイベントが、先日無事、フィナーレを迎えました。
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四国を一周するサイクリングイベント「四国ディスカバリーライド2011」の中、3日間をかけて高知の自然を
満喫するプログラム「四国サイクリング2011」。その前夜祭となる「いっとこ高知!Global×Local」が、
9月16日(金)、高知市内のホテル「三翠園」にて開催されました。
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大会実行委員長の山田美緒氏。掲げられたテーマは「Global×Local」。
このイベントが、郷土料理やお遍路で培った、四国ならではの「おもてなし文化」や
「地元の魅力」を味わいつつ、外国人との交流も楽しめることを表現しています。


実行委員長、山田美緒氏のスピーチを皮切りに、来賓の尾﨑高知県知事のほか、サイクリングの
舞台となる中土佐町、四万十町の各町長の挨拶、カリフォルニア自転車文化交流協会代表・フランク氏の
演説などが行われました。
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"宴"は威勢のいい掛け声とともに、豪快な鏡開きからスタート!

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高知の地酒を参加者にふるまう。海外からの参加者も、銘酒でのどを潤し気分は上々!

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高知の郷土料理「カツオのたたき」や「皿鉢料理」がテーブルに並ぶ。

本イベントに特別協賛させて頂いた我々もお時間をいただき、日本の森林の現状と課題をはじめ、
「間伐がなぜ必要なのか?」、「間伐とCO₂吸収の関係性」などについてのスピーチをさせて頂いたほか、
秋元才加さん(AKB48)デザインの、「大会オフィシャル・チャリティTシャツ」についても、ご紹介させていただきました。
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スライドを使って「僕と地球を繋ぐ森」の活動を分かりやすく紹介。
僕と地球を繋ぐ森・運営事務局長の今井(右)と、英語で同時通訳を務めるMr.シマダ(左)。


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「コグウェイ四国2011 オフィシャルチャリティTシャツ」を披露!
初代応援隊長の秋元才加さん(AKB48)のデザインには、「地球」「自転車」「繋いだ手」と、
コグウェイ四国のキーワードが しっかりと反映されています!


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会場内でも販売された、「コグウェイ四国2011オフィシャルチャリティTシャツ」。
これらの売上金は、「東日本大震災被災地」並びに、アフリカに自転車を送る活動をしている
NPO法人「えひめグローバルネットワーク」に、全額寄付されます。


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今年のよさこい祭りで、見事よさこい大賞を受賞された「とらっく」による演舞。

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海外からの来賓はもちろん、日本全国各地から集まった参加者も、カメラを手に大喜び!

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3時間に及ぶ前夜祭の締めは、恒例の集合写真!
熱気も冷めやらぬまま、高知の夜は更けて行くのでした...



前夜祭から2日後、場所を高知県西部「四万十町」に移し、サイクリング参加者を招待した、
僕と地球を繋ぐ森主催による「マイ箸作り体験イベント」を開催。"講師"には、第一回マイ箸作り
コンテスト優勝者であり、ボクモリ・サポートメンバーでもある川下徳之氏をはじめとする、
5名のインストラクターをお招きしました。
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マイ箸作りに入る前、「環境問題は一人ひとりの行動から」のメッセージを、
紙芝居で分かりやすく伝える川下講師。通称:川ちゃん。

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講師毎にグループ分けし、日本人と外国人がコミュニケーションを取り合って
「MY箸」を作っていく。


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カッターナイフの使い方を指導。
ナイフを持った手を固定し、動かさず、箸を手前に引くことが怪我をしないコツ。

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見ていて少々、危なっかしい場面も・・・!慣れない手つきが目立つ中、箸を削る姿勢も
人それぞれ。 基本的にみなさん、真剣そのものです!


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竹を削り続けること一時間、ついに世界でたった一つのMY箸が完成!

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MY箸を削り終えたみなさまには、「土佐手拭い」で出来た特製箸袋と、
ボクモリCO
2オフセットテッカーをプレゼント!

日本の食文化に欠かすことのできない箸。その箸を自分で作ってみる。
外国からの来賓には特に新鮮に感じられたイベントとなったことと思います!
日本で過ごした楽しい想い出になると同時に、母国の森林や自然を見つめなおす
キッカケが生まれることを願っています!

コグウェイ四国 公式ホームページ