10/3(土)・10/4(日)の2日間、東京・隅田川沿いにある浅草リバーサイドギャラリーにて「四万十町展」が
開催されました。会場はご年配の方はもちろん、若いカップルからご家族連れまで、幅広い層の
「四万十ファン」で賑わっていました。


   
四万十川と隅田川とは1990年に「友好河川」としての提携が始まり、以来お互いの特性や魅力をクローズ
アップしたさまざまなイベントや、環境保全に向けた取り組みへの意見交換が行われています。
11月には「友好河川提携20周年記念事業」として、四万十川での舟遊や交流会も予定されています。
(詳しくは隅田川市民交流実行委員会:℡03-3844-2008まで)


   
毎年4月下旬から5月上旬に四万十川中流域で見られる「こいのぼりの川渡し」。
風光明媚な景色が広がるこの川の対岸に「僕と地球を繋ぐ森」協定森林のひとつがあります。


 
来年の春には、四万十の青空を舞い泳ぐであろうこの「こいのぼりの寄せ書き」に、みんなのさまざまな
想いや願いが託されました。


   
誰もが気軽に参画できるエコ活動のひとつ「マイ箸つくり体験」


   
使用しているのは四万十の森林間伐材(杉)。
今回はある程度ベース加工されたところからのスタートです。


 
ヤスリの目を徐々に細かくして完成です!

「間伐材を利用したマイ箸を持ち歩く」 

それは都会の喧騒に住む生活者にとって、大切なことを思い出させてくれると同時に、「エコ生活習慣」を
身に付ける絶好のチャンスなのではないでしょうか。
マイ箸は用途に合わせ、何本持ってもOKなのです。



 
今昔写真展で、変わらぬ佇みを見せる四万十の景色。
「いつかのわたしに帰ろう」というシンプルなメッセージには、「この川や森林の涵養性を子どもたちへ
残そう」という、未来への切ない願いが込められているに違いありません。